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公益社団法人横浜貿易協会
会長  新井英輔

横浜貿易協会は、日本で最初に貿易の民間取引が始まった1859年(安政6年)から半世紀経た明治38年(1905年)に、横浜輸出協会として出発いたしました。

 開港以来長年にわたって、居留地貿易といわれる外国人主導の貿易が続いており、これに対抗し、結束を固めるため生糸、製茶業者等が設立したのが始まりです。

 大正8年に法人組織化し、昭和2年に社団法人横浜貿易協会に改称、以来、輸出入、生産加工、港湾運輸倉庫、金融保険などの貿易関連業者で組織する貿易振興団体として、幾多の困難を乗り越えながら地域経済の振興に寄与し、今日に至っております。

 これまで、貿易実務研修講座の開催、輸出品の原産地証明の発行、貿易振興金融の実施や各種講演会・セミナーの開催などをつうじて、神奈川県内、特に横浜市内を中心に日本の貿易及び関連事業の健全な発展と地域経済の振興に寄与する取り組みを展開してまいりました。

 平成25年4月1日には神奈川県知事の認定を受けて、「公益社団法人横浜貿易協会」へ移行し、新たな一歩を踏み出しました。

 今後とも、経済産業省、神奈川県、横浜市の皆様のご指導を賜りながら、公益法人としての責任と自覚をもって、会員企業の皆様と力を合わせ、貿易及び関連業界の振興のために身を賭して尽力する所存ですので、市民、県民の皆様のご支援とご協力を賜りますよう、心よりお願い申し上げます。